会のあゆみと活動

視覚障がい者などの日常生活・社会活動の支援の一助となることを目的とし、我孫子市社会福祉協議会のもと音訳・その他のボランティア活動を行っている団体
事務局を我孫子市社会福祉協議会内におきます ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

沿革

1977年  「我孫子朗読の会」設立
     個人宅にてテープレコーダーで広報あびこの吹込みを4名で始める

1978年  会員を募集、養成講座を開始。視覚障がい者との交流会を始める
     視覚障がい者などへの録音図書作成の許可を求め、本の著者に
     手紙を出す。多くの作家から快諾の返事をいただく
     以後、図書館との提携で許諾の必要がなくなるまで続ける 

1993年  我孫子市より我孫子市社会福祉協議会を通して広報あびこの音訳化
     の委託がされる

2000年  デジタル録音の導入。準備段階を経てテープからCDの録音に切り
     替える

2007年  全国音訳ボランティアネットワークに入会。創立総会に参加

2013年  我孫子市民図書館と視覚障がい者などのための「録音図書の作成
     及び貸出業務の委託に関する協定」を締結

2017年  会の名称を「我孫子朗読の会」から「音訳ボランティア我孫子」
     に変更

2018年  我孫子市民図書館が録音図書のデータ提供館として国立国会図書館
     と協定を交わすそれに伴い、当会が音訳・編集を担う録音図書は全
     国の視覚障がい者などの利用が可能となる

2019年  文化庁指定のウェヴ・サイトに「視覚障害者等のための複製・公衆
     送信が認められる者」として掲載された

表彰

1997年  「ボランティア活動の実践を通じて共に支え合う地域づくりに
      貢献」として厚生大臣より表彰される     
2005年  市制35周年記念「社会福祉功労」団体表彰される
2015年   緑綬褒章 受章
              ※その他、関係各位のご支援により多数受賞

活動

会員は3年毎に募集し、1年間の養成講座受講終了後、活動を開始。

定例会を毎月2回(第2・第4水曜日)開催し、全員で運営の諸問題の検討を行うとともに、聴いてすぐ内容が理解できるより良質な録音物を提供できるよう会員同士の勉強、併せて外部講師を招くなど常に研修を続けている。
また我孫子市視覚障害者協会主催の年2回の交流会にも多くの会員が参加し、録音物を利用される方と直接お話する機会としている。